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外貨で資産運用をする理由とは

更新日:2020年10月8日



こんにちは。

YKコンサルティングの河西です。


老後2000万円問題があったからなのでしょうか、最近は米ドル建保険を活用した資産形成のご相談が多くなっています。


米ドル建商品は円建のものよりも解約返戻率が良く、また、為替差益を狙ったリターンも見込んで検討される方もが多いようです。


一方、資産を「円」だけで持つリスクを考えて検討される方もいます。



先日、米ドル建保険のご相談にいらした方は、


「将来何が起こるかわからないから、円だけで持ってるのもね」


とおっしゃってました。


このように、「通貨分散」で資産を守りたい、とお考えの方もいらっしゃいます。


では円だけで資産を持つリスクとは何かというと、そのひとつが「物価上昇」です。


例えば、輸入による物価上昇。


日本はエネルギーや食料品などの多くを海外から輸入していますから、

仮に円安が進行すると、その結果生活必需品が値上がりする可能性も高くなります。


そのようなとき、一部の資産を外貨で組み立てていれば、円安による為替差益を得られることで、資産価値の目減りや生活費用の高騰分をカバーすることも可能です。


今後の円安の可能性も視野に入れながら、資産を守るためにその一部を外貨で運用する、という考え方はより重要になってくるでしょう。


 

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