クラウドファンディングで支援を集めるのに大切なこと
こちらの記事「クラウドファンディングとは何ですか?」でもご紹介していますが、
クラウドファンディングとは、crowd(群衆)とfunding(資金調達)を組み合わせた造語で、
自身のプロジェクトの内容、それにかける夢や思いをインターネットを通じて発信し、そのプロジェクトを応援したいと思った不特定多数の方から資金を募る仕組みのことです。
という、お話をすると、
「なるほど、クラウドファンディングをすると、インターネットで色々な人から資金を集められるのか!」
「良いプロジェクトであれば、クラウドファンディングで資金が集まるんですよね?」
と思われる方もいらっしゃるようです。実際に当社にクラウドファンディングのご相談をいただく際に、このようなご認識でいらっしゃる方も多いです。
決してそれは間違いではないのですが、どんなに良いプロジェクトだったとしても、ただ単にクラウドファンディングに掲載しただけではうまくいかないケースの方がほとんどです。
それでは、クラウドファンディングで支援を集めるのに大切なこととは、何でしょうか。
まずは周りの人に知らせよう
プロジェクトをクラウドファンディングサイトに掲載しても、それだけではあなたの知り合いのほとんどが、その存在に気づかないでしょう。
まずは、あなたの周りの人に、クラウドファンディングをスタートしていることを知らせることが大切です。
より関係値の高い方からお知らせしていくと良いと思います。
例えばですが、以下の人たちの、どちらが最初に支援してくれやすいでしょうか。
1)あなたのご家族やご友人など
2)通りすがりの人
当たり前ですが、1)あなたのご家族やご友人など、ですよね。
そこにはあなたとの「信頼」の関係値があります。
プロジェクトのお話を伝えた時に、相手があなたのことをよく知っていればいるほど、「信頼」から支援をしてくれます。
例えば通りすがりの人にいきなり、「私たちのプロジェクトを支援してくれませんか?」といったところで、相手にされないでしょう。
ですので、クラウドファンディングで支援を集めるには、まずは普段からお付き合いのある、あなたの周りの方にお知らせしていくことが大切です。
「通りすがりの人」はどうしたら支援してくれるのか?
こういうお話をすると、「インターネットに載せる必要があるのか?」と思われるかもしれません。
では、クラウドファンディングで「通りすがりの人」は全く支援してくれないのか?
そんなことはありません。
クラウドファンディングで「通りすがりの人」に支援してもらう確率を高めるには、以下のような状況になっていることが必要です。
1)プロジェクト自体が魅力的である
2)その魅力をしっかり伝えられる文章になっている
3)「通りすがりの人」がプロジェクトを見つける
4)その時点である程度の支援が集まっている
どれも大切なことなのですが、インターネットからクラウドファンディングで支援をしようと行動に移す要素として、
「その時点である程度の支援が集まっている」
ことはとても重要です。
極端な例ですが、全く知らない土地でラーメンを食べようと思った時、
「お店にたくさんお客様が入っているラーメン屋さん」と、
「誰もお客様が入っていないラーメン屋さん」だったら、
ほとんどの方が「お店にたくさんお客様が入っているラーメン屋さん」を選ぶと思います。
それはなぜかというと、たくさんのお客様がいることで、
「きっと美味しいんだろう」
「地元の人に支持されているんだろう」
と、「信頼」を推測するからです。
初めに戻ると、あなたの周りの方々にクラウドファンディングをお知らせし、支援を集めることは「信頼」の可視化につながっています。
つまり、インターネットで「通りすがり」の方々からも支援を集めるには、
実はまずはあなたの周りにいる方々にお知らせしていくことが大切なのです。
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