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補助金情報:2020年の中小企業向け補助金はどうなる?

更新日:2021年8月17日


こんにちは。

YKコンサルティングの河西です。


12月13日に令和元年度補正予算案が閣議決定されました。


その中で中小企業関係の施策でいうと、

3年間の中小企業生産性革命推進事業として3,600億円が計上され、その中で「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」が実施される方向です。


いずれの補助金も補助率・補助額とも今年同様になりそうですが、気になるポイントがありました。

生産性革命推進事業の概要にはこのように書かれています。


・当該事業を通じて、賃上げにも取り組んでいただきます。なお、積極的な賃上

げや被用者保険の任意適用に取り組む事業者は優先的に支援します。

成果目標


※事業計画期間において、「給与支給総額が年率平均1.5%以上向上」、「事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上」を満たすこと等を申請要件とします。(持続化補助金及びIT導入補助金の一部事業者は加点要件)

※要件が未達の事業者に対して、天災など事業者の責めに負わない理由がある場合や、付加価値額が向上せず賃上げ

が困難な場合を除き、補助金額の一部返還を求めます。


「ものづくり補助金」においては、事業計画期間における賃金アップが必須要件、「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」においては賃金アップが加点要件になりそうです。


また、申請面でも変化が出そうです。概要には以下の通り記載があります。


• 通年で公募し、複数の締め切りを設けて審査・採択を行うことで、予見可能性を高め、十分な準備の上、都合のよいタイミングで申請・事業実施することが可能になります。

• 補助金申請システム・Jグランツによる電子申請受付を開始します。

• 過去3年以内に同じ補助金を受給している事業者には、審査にて減点措置を講じることで、初めて補助金申請される方でも採択されやすくなります。


これまで単年度事業であったため補助金の2次公募となると締め切りや事業期間が短くなってしまいましたが、その点が改善されそうな気配です。

また、電子申請も開始される予定とのことで、これもどのようになるか楽しみです。



 

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